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ドーパミンはマンネリを嫌う

 

こんにちは。冨田です。

同じ仕事を何年も続けていると、いつか飽きてきますよね。変わり映えのしない仕事を毎日毎日続けていると、生活リズムは安定しているものの、マンネリを感じるものです。

そして、飽きている時というのは「ドーパミン」は分泌されません。

幸せホルモンの一つである「ドーパミン」は、報酬系ホルモンと言われています。何かにワクワクしたり、目標を達成したり、脳に刺激を与えることでドーパミンは分泌されます。

つまり、仕事が飽きている状況では、ドーパミンは分泌されておらず、「幸せな状態」ではないと言えます。

であれば、普段の仕事の中に「ドーパミン」を分泌させる仕掛けを作ってしまえば良いと思います。

 

チャレンジ仕事術

「新しい手段」や「新しい方法」は、脳にとっては「チャレンジ」になります。そして「新しい場所」「新しい環境」も同じです。

たとえば、ベテランのアスリートなどが、練習方法を変えるとか、新しいトレーニング方法を導入するとか、あるいはコーチを変えるとか。

チームスポーツの場合、移籍して所属するチームを変えることもあります。

こうした、環境の大きな変化というのも、脳にとっては「新しい手段」や「新しい方法」ということになって、ドーパミンがたくさん出ます。

我々会社員に置きかえれば、「部署異動」や「役割転換」がそれにあたります。

異動辞令は不安に感じることもあるかもしれませんが、前向きに捉えることができれば、脳はそれをチャレンジと捉えます。そしてドーパミンがドバドバ分泌されます。

 

アレンジ仕事術

たとえば、毎週決まった定例業務を行う際に、何か一つ新しい要素を加えてみるとか。

定例ミーティングがあるなら、毎回ファシリテーション(進行役)を変えてみるとか。

人は、自分なりに「工夫やアレンジ」を加えてもいいですよと言われると、ドーパミンが分泌しやすくなります。

ドーパミンは「工夫」が大好きだからです。

つまり、普段の仕事の中に、自分なりの工夫を加えることで、モチベーションは高まり、飽きを防ぐことができます。

 

ウルトラマン仕事術

正義の味方「ウルトラマン」は、圧倒的な強さを誇りますが、戦える時間は「3分」しかありません。

その短い時間の中で戦っているからこそ、観ている人をハラハラドキドキさせるのだと思います。

これを仕事に置きかえると、普段は2時間かけている業務を、タイムリミットを1時間にして、あえて自分にプレッシャーをかけてみます。

「時間との戦い」を自分で作り出し、その戦いに挑む時、ドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは、「ちょっと難しい課題」を課した時に分泌されます。

 

ドラクエ仕事術

「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのロールプレイングゲームは、いったん始めるとやめられません。夢中になって、徹夜でやってしまったなんていう人も、少なくないと思います。

ロールプレイングゲームは、主人公が成長していくストーリーが組み込まれています。

道を練り歩き、出くわすモンスターを倒していく度に「お金、経験値、アイテム」が入手できて、各ダンジョンでは、少しずつ強いボスキャラと戦っていきます。

ボスを倒すとさらに「お金、結果値、アイテム」が手に入ります。

これを仕事に置きかえると、たとえば、「午前中にこの仕事を終了させれば、ステージクリア!ご褒美として、いつもは牛丼の昼食をカツ丼にアップグレードする!」とか、「今回のプロジェクトをクリアすれば、ご褒美としてディズニーランドに行く!」といった具合です。

「目標達成→報酬ゲット」という仕組みをつくり、仕事をゲーム化してしまうのです。

これにより、「報酬をゲットした」という実感が増して、ただ単に目標を達成するよりもドーパミンが出やすくなります。

 

まとめ

さて話をまとめると、普段の仕事の中でマンネリを感じてきたら、あえて自分で「ドーパミン」を分泌させるよう工夫をすることです。

アレンジして変化を加えてみたり、タイムリミットや報酬を設けてみたり、思い切って職種変更を申し出てみたりするのも良いかもしれません。

「ドーパミン」という脳内物質を分泌させることができれば、仕事は飽きることなく続けられるでしょう。

それではまた。

 

 

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