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保安検査

こんにちは。広報チームの岡野です。

 

クリスマスが終わり、街も一気に年末年始ムードに切り替わりましたね。

スーパーの売り場では、お飾りのコーナーが立ち上がり、昔ながらのものから、可愛いぬいぐるみが付いたもの、風水のもの…と、色々なタイプが売っていて見ているだけで楽しくなってしまいます。

 

この年末年始、皆さまはどちらで過ごされる予定ですか?

芸能人は、ハワイやグアムなど、海外のリゾート地へ…なんて方も多いですよね。

そんな時、移動手段として選ばれるのは豪華客船…ではなく、大抵は飛行機です。

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帰省や旅行、はたまた出張などで、度々飛行機を使われる方はもう慣れてしまっているのかもしれませんが…

筆者のように、”親類縁者がほぼ同じ県内に居て、更に旅行先も車で行ける圏内が多い”なんていう人間は、本当に、たまにしか飛行機に乗る機会がなかったりします…。

そうなると、搭乗前の『保安検査』にちょっと緊張感したりするんですよねぇ…。

 

保安検査について、このブログを読まれている方々の中で「そんなものは全くもって知らんっ」という方はあまり居ないのではないかと思うのですが、一応のこと、念のためで書かせて頂くと…

 

保安検査とは、飛行機に搭乗する前に行われる搭乗者へのボディチェックと手荷物検査のことを言うんですね。

 

正直、時間も掛かるし面倒なことこの上ないです。

 

でも、これらは飛行機の安全なフライトのために必要な事項になってしまったんですね。

なってしまった…と言いますのは、保安検査は1970年代、世界各地で起こったハイジャック事件に対応するために始まったものだからなんです。

日本の保安検査は、1973年から始まったということなので、既に保安検査を当たり前に感じているかもしれない世代の方はちょっと驚かれるかな?とも思いますが、飛行機の搭乗にあたって、保安検査が必要とされるようになったのは、旅客機の運行初期からではないんですね。

(ちなみに、日本の定期旅客運行が始まったのは1951年からだそうですよ)

 

そんなこんなで始まった保安検査ですが、その後も受託手荷物の爆発事件、テロなどが起こり、その度に必要となる対応が加えられ、どんどん厳重になっていったんです。

 

そして、今年の9月13日からまた保安検査が強化されました。

というわけで、お盆休みを最後に飛行機に搭乗していなかった方が、この年末年始でフライトを予定する場合、保安検査の勝手が前の時までとは変わっているということになりますね。

 

具体的に何が変わったのかと言いますと…

① 上着を脱ぐ必要がある

② 靴の種類によっては脱ぐ必要がある

③ 爆発物などの検査が強化される

…の3点になります。

 

これを1つずつ掘り下げますと…

 

① 上着を脱ぐ必要がある

 

これまで、X線検査機に通すのは手荷物だけだったのですが、今年の9月13日からは上着を脱いでX線検査機に通す必要があるんです。

上着といっても、色々あるかと思いますが、コート、ジャケット、パーカーなどが対象となっていて、脱げるものは脱いでおいた方が検査がスムーズかもしれない…という認識でいた方が良いかと思います。

今後、飛行機に乗る時は、例えどんなに朝寝坊をして急いでいたとしても、インナーの上にパーカー…という出で立ちは、避けた方が無難かもしれませんね。

 

 

② 靴の種類によっては脱ぐ必要がある

 

こちらも上着同様、追加でX線検査機に通すことになったものです。

対象となっている靴は、ブーツやバスケットシューズなどのくるぶしを覆う靴、圧底の靴やサンダル、金属などの装飾が多い靴となっています。

要するに、何か隠せそうなスペースのある靴や、始めから金属探知機に反応してしまうような靴はX線検査機を通さないといけなくなったんですね。

 

 

③ 爆発物などの検査が強化

 

これは、場合によっては刃物などを所持していないか、検査員によるボディチェックをするということに加え、爆発物検知装置を使用することがあるという話です。

爆発物検知装置は、爆発物の微量な成分を検知する装置で、今は成分が検出されそうな箇所を拭き取って機械にかけるという、拭き取り型という方式が使われているようなのですが、ちょっと時間が掛かるのがネックなんですね。

そのため、現状、搭乗者全員を対象にはできていないんです。

しかし現在、ウォークスルー型という、改札を通る時のような感覚で使用することができる爆発物検知装置が開発されているんですね。

もし、これが導入となれば爆発物検知は搭乗者全員が受ける検査になりそうですよ。

 

 

さて今回は、今年9月13日から実施されている、新しくなった保安検査について「お盆休みから飛行機に乗ってなかったけど、年末年始では利用するよ~」なんて方向けの記事を書いてみました。

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保安検査は、安全のためとはいえ従来のやり方でも時間が掛かると感じていた方も多いかと思います。

特に、大型連休やお盆、年末年始は、空港自体が混雑して人が渋滞するものです。

 

そこに今年は、検査の際に、上着や靴を脱ぐという項目が追加されました。

季節は冬。寒いですし、それなりに着込んでらっしゃる方、ブーツの方は多いと考えられますよね?

そうなればさらなる渋滞の延長が予測されることになります。

 

そんなわけで、筆者としては年末年始に飛行機を利用される方は、いつもより余裕を持って空港に行かれることをオススメしますよ~。

それでは、今回はこの辺で、失礼致します。

 

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