次元上昇するために「ホップ・ステップ・ジャンプ」
こんにちは。冨田です。
なんか最近、テレビ局のアナウンサーが局を退社し、フリーになるというニュースをよく目にします。もちろん、昔からそんな人はいましたが、最近は特に増えているように思います。
まあよく考えてみたら、アナウンサーはテレビ局の社員なので、特別に給料が高いわけではありません。にもかかわらず、高学歴で容姿端麗な人が毎年入社しているのが不思議です。
もちろんテレビに出れたり有名人と会えたり、華やかな世界であることは間違いないのですが、不規則な生活な上に報酬もそんなにもらえません。
アナウンサーの生存戦略
それでは、最近増えている局アナウンサーの退社の理由は何でしょうか。推測するに、理由は二つあると思います。
一つは、テレビの弱体化です。簡単にいうと世間のテレビ離れですね。つまり、Youtubeやアマプラ、Netflixなど、ネット動画配信サービスが充実してきたため、昔はテレビ一択だった茶の間が、分散してしまったことです。
視聴者が減れば、スポンサー企業からのCM単価も安くなり、テレビ局の業績は悪化します。結果、給料も上がらず将来も安泰とは言えなくなってしまいます。
もう一つは、アナウンサーが活躍できる環境が増えたことです。前述したYoutubeでチャンネルを持つことも出来るし、フリーアナウンサーとなり各局に渡って活躍することもできます。報酬に関しても、社員ではないので、中抜きされずにガッポリ稼げます。
ただし、こうなるにはあくまで人気アナウンサーでなくてはなりません。当然ですが人気が無ければ需要もありません。
なので、みんな局アナ時代に頑張って自分を売って、退社後のキャリアをステップアップさせようとしています。何者でもなかった自分が、テレビ局のアナウンサーになり名前が売れ、そして人気者になれば、フリーで活躍できる一タレントとなれます。
プロスポーツの次元上昇
プロスポーツの世界でも、昔と今とでは「ポップ・ステップ・ジャンプ」の工程が変わってきました。
たとえば野球選手でいえば、昔はみんなプロ野球選手になることが目標であり、その世界で活躍して、いかに記録を残していけるかが重要であり、一流の証でした。
しかし今では、日本のプロ野球は一つのステップであり、いかにしてその先のメジャーリーガーになれるのかが選手のステータスとなってきました。逆にいうと、メジャーに行くために、日本でどれだけ活躍できるか、ということです。
もっと言えば、メジャーで複数年契約を勝ち取り、莫大な報酬を得ることができれば、野球選手として大成功をおさめたと言えます。
プロサッカー選手も同じで、昔はJリーガーになって日本代表に入るのが最終目標だったのが、いまは海外の有名なクラブにいかにして移籍できるのかが、最も重要視されています。
Jリーグはそのためのステップに過ぎません。ちなみに、昨年のワールドカップ日本代表は、長友選手以外は全員海外組でした。
サッカーは世界中で人気のあるスポーツですので、ビッグクラブへ入りそこで活躍できれば、世界的にも有名人になれるし、莫大な報酬も得られます。
最後に
次元上昇で一番顕著でわかりやすい例は、やはりお笑い芸人でしょう。M1グランプリの決勝に出られるかどうかで、芸人として飛躍できるかどうかの運命の分かれ道となっています。
それだけに、まだ何者でもない無名の芸人は、全精力をかけてM1に挑戦するのです。優勝なんかしようものなら、そこから人生が大きく変わります。
ということで、今日はさまざま次元上昇についてお話しました。我々も成り上がれるよう頑張っていきましょう!
それではまた。
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