裁判傍聴
こんにちは、広報チームの佐藤です。
いきなりの衝撃があるタイトルになっておりますが!
皆さまの中で、裁判の傍聴をした事がある方はいらっしゃいますでしょうか?
私は、若かりし頃(成人以降です)何かのきっかけで、いくつかの裁判の傍聴をした事がある事を思い出し、その時の感想をお話したいと思います。
最初は、裁判を一般人が傍聴出来る事を知らなかったのですが、ドラマの影響や、現実世界で起きる様々な事件の報道を見て、その背景や、どうしてこんな事が出来たのかを知りたいと思った事件あり、初めは緊張しましたが、傍聴をしてみようと決心して、行ってみたことが始まりです。
当時は、世の中で有名になっていた事件の傍聴をしたかったと思うのですが、有名な事件の裁判傍聴には抽選制度があります。
抽選を獲得する為に、沢山の人が列をなして並び、傍聴券を得なければ裁判の傍聴は出来ません。
しかも、大きな裁判所だったりするので、私は比較的小さな裁判所に都合の良い日に行ってみました。
裁判は、公開されている物と非公開の物があり、比較的刑事事件は公開されており、民事は非公開だったような気がします。
私は、刑事裁判の傍聴をしました。
https://www.courts.go.jp/courthouse/kengaku/botyo_tebiki/index.html
↑、裁判の傍聴の仕方が載っている神奈川県の裁判所の案内を載せます。
入るとすぐ、荷物検査があるのでそれを通ります。
持ち込めるのは、財布などの貴重品と、ノート・ペンなどの筆記用具です。
カバン類やスマホを始めとする他の荷物は預けました。上着は着ていても大丈夫です。
金属探知機での検査もありました。トイレなどで出ると再検査ということで、事前に行っておくと良いです。
そこで15分ほど待ち、裁判が始まる直前に法廷に移動し、順番に座りたい席に座っていきます。(白いカバー等があるところは座れません)
私が入ったのは傍聴席が50人分弱ある法廷でした。
中は透明な衝立で傍聴席が仕切られていましたが(どうやらこれは珍しいケースなよう)、テレビ等で見るやつそのものでした。
何も知らないまま傍聴に行きましたが、見られたのは「新件」と「判決」1件ずつ。
初めての傍聴にはぴったりでした。
その流れを紹介します。
入ると、弁護人・検察官・裁判官などが法廷に揃っており、開廷時刻になると被告人が入廷してきます。
縄で腰や手を縛られているのは本当文字通り「お縄」という感じでした。
新件では検察官が罪状の文章を読み上げたりするので、どういう経緯があったのか理解できます。
そのあとは、検察官から証拠の提出があったり、弁護人・検察官・裁判官から被告人・証人へそれぞれ質問をしたりする流れでした。
予定では2時間となっていましたが、1時間半ほどで終わりました。
判決は、「懲役〜年」などを言い渡して、その判決の理由などを裁判官が読み上げて終了。10分ほどで終わりました。その日の裁判の一覧は、裁判所のホール内に掲示されています。
私が傍聴した裁判は、「薬物所持」と「窃盗」でした。
心に打たれる物があり、今でも鮮明に覚えているのはこの「窃盗」事件の裁判でした。
初老の方の窃盗事件でしたが、贅沢な生活をしたいが故の窃盗ではありませんでした。
お金が本当になく、家族を救うための窃盗でした。
末期がんで余命も少ないという状況で、本当に言葉を失う現実だった事を覚えています。
もう少し社会の救済制度を知っていれば、周りに助けになってくれる優しい方が居たら、、、裁判を通して、悪意を持っての犯罪行為とは思えなかった事を覚えています。
裁判では事件のあった状況から、被告人の生い立ち、直近までの生活状況、家族の話等、事件の背景にある話が赤裸々に公開されます。
たった1回の裁判で全てを把握し、理解する事は難しいですが、人生模様をある意味、ドラマより現実的に受け止める状況になるのが裁判だなと思いました。
決して、気分の安らぐ場ではないですが、普段の自分が考えないような経験しないような事を考えるきっかけを貰った場でした。
何度も行きたい。とは正直今は思いませんが、世の中には色んな方がいて、様々な事が起こっているという事を実感した日となりました。
本日は、少し重い内容でしたが思い切って投稿してみました。
お勧めする趣味の1つとして張り切ってご紹介は出来ませんが、得る事はある経験の1つだと思います。ご興味のある方は、是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
********************************************
プロスキャリアでは工場内での製造のお仕事からピッキング・軽作業など多数ご用意しております。高収入のお仕事が多く、正社員登用実績も多数あります。神奈川・東京で仕事をお探しの方はぜひお問い合わせください! お仕事検索「ジョブ&キャリア」
コーポレートサイト https://proscareer.co.jp/
********************************************