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フロントエンド商品とバックエンド商品

 

こんにちは。冨田です。

ビジネスの世界で、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」という言葉を耳にすることはありませんか。

実は、世の中のあらゆる商品やサービスには、このフロントエンドとバックエンドの仕組みが上手く組み込まれていて、集客に成功している企業ほど、この設計がしっかりとできています。

簡単に説明すると、まずはお客さんを引き寄せるための商品(フロントエンド)を使って興味を持ってもらい、そのあとで利益が出やすい商品(バックエンド)を提案するという流れです。

それでは、ひとつひとつ解説していきます。

 

フロントエンド商品とは

フロントエンド商品は、お客さんにまず最初に試してもらう商品やサービスのことです。ポイントは、「儲ける」というより、「新しいお客さんとの接点を作ること」にあります。

フロントエンド商品にはこんな特徴があります。

• 価格が手ごろ
• 試しやすい
• リスクが少ない

スーパーの「特売商品」がその典型ですね。
利益はほぼ出ないかもしれませんが、「その商品」を目当てにお客さんが来店して、ついでに他の商品も買ってくれるといった具合です。

 

バックエンド商品とは

バックエンド商品は、フロントエンド商品を購入したお客さんに提案する、もう少し高額な商品やサービスのことです。この時点では、すでにお客さんと信頼関係ができているため、より高額な商品を買ってもらいやすくなっています。

たとえば、携帯電話会社が「スマホ本体0円」として販売し、その後継続的に入ってくる通信料やオプションサービスで儲ける、といった具合です。

フロントエンド商品とバックエンド商品の設計は、実にさまざまな業界で組み込まれています。

 

さまざまな事例

【ソフトウェア業界】

無料で使えるフリーミアムモデルは、フロントエンドで無料版を提供し、バックエンドで有料版にアップグレードさせる流れです。

【飲食業界】

新しいレストランがオープン時にお得な割引メニューを出し、常連になったお客さんには高額なコース料理や限定イベントを提案します。

【企業向けのコーヒーサービス】

オフィスに無料でコーヒーメーカーを提供し、継続的にコーヒー豆の定期購入やメンテナンスサービスをバックエンド商品として提案します。

【複合機のカートリッジやプリンターのインク】

安いプリンターや複合機をフロントエンド商品として販売し、インクやカートリッジを定期的に買ってもらうことで収益を上げます。

【個人宅への水の販売】

無料でウォーターサーバーを設置し、定期的に水を補充するバックエンドサービスで利益を得ます。

【化粧品の試供品】

よく見かける化粧品のサンプルは、まさにフロントエンド商品です。気軽に試せる価格や無料で提供され、その後に高額なフルサイズの商品やスキンケアセットを購入してもらいます。

 

まとめ

フロントエンド商品とバックエンド商品の設計がうまくいけば、一度だけのお客さんではなく、リピーターやファンになってもらえる可能性が高まります。

そして、長期的には「利益を最大化」することができます。

集客コストをフロントエンド商品にかけて、バックエンド商品で利益を回収するという戦略は、ビジネスにおいてとても大事なことです。

それではまた。

 

 

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