KY(空気読めない人)が最強説
こんにちは。人材開発の冨田です。
日本のような成熟した社会において、「人間関係」というのは、より一層重要なものになってきました。世に出る書籍も、人間関係についての本が軒並みベストセラーとなっています。「傾聴力」「共感力」、人間関係を良好にするために、それらがいかに大事か。
でも、あまり人の気持ちを気にし過ぎると、変なふうに「力学」が働いてしまうこともあります。たとえば、コロナ禍による変な同調圧力です。科学的根拠のない行動制限、一人で外を歩いている時の意味のないマスク着用などです。
本当は意味がないと分かっていながら、世の中の空気的に、なんとなく合わせておかないといけないなど。そんなふうに、人にどう思われるかを意識し過ぎると、生きづらさを感じ、ストレスをためてしまうことになります。
そこで、今日はそんな社会の同調圧力に負けない「KYな人」について解説したいと思います。世の中には一定数、空気を読めない人(KY)がいます。そんな人たちは、実はもっとも幸せで最強なんじゃないかと思うのです。
人の話を聞かない
KYは、まず人の話を聞きません。人の話を遮って、自分がしたい話をします。そして、「でも」という接続詞をよく使います。こちらが話した内容はさておき、自分の意見や持論を全面に押し出してきます。
サッカーでいうと、パスをインターセプトして、自らがドリブルで相手ゴールまで持っていって、最後にシュートを外すみたいな感じです。
忖度しない
空気が読めないということは、忖度できないということです。忖度とは、まさに空気を読むことだからです。
気が付かないうちに、人の琴線に触れることや、失礼なことを言ってしまいます。本人は天然だから悪気はないのですが、周りをヒヤヒヤさせてしまいます。
我が道を行く
周りがどうであれ、自分のしたいことをする。あまり周りの目を気にしない、というか気が付かない。
たとえば、飲み屋などで話す時、普通は周りの雰囲気に合わせて、声のトーンも抑えめにしたりすると思います。でも、KYは、お構いなしにデカい声でしゃべり、大声で笑います。
ポジティブ思考
そしてKYは、常に前向きです。どこからそんな自信が出てくるのか、いつもポジティブに物事を捉えます。そして、恥ずかしげもなく綺麗事も語ります。
普段から、あまりネガティブなことを考えない、考えられない?のかもしれません。
幸せ指数が高い
周りの目を気にすることなく、自分のしたいことをする。話したいことを話したいタイミングで話す。そしてマインドはいつもポジティブ。
この特徴は、もっとも幸せなことかもしれません。まさに、自己肯定感のかたまりです。KYを見ていると、いつもなんだか楽しそうだし、なんだか笑えてきます。
最後に
ということで、KY(空気読めない人)について解説しましたが、結局のところ、今の世の中では「KY」が「最強」なのではないでしょうか。
生きづらさを感じる人は、周りの空気を感じすぎるがあまり、気をつかい過ぎるがあまり、自分で自分を苦しめている可能性があります。
KYのように、もっと自由奔放に生きてもよいし、周りを気にせず動いてよいのではないかと思います。なぜなら、自分の人生は、自分が主役なのだから。(ですよねスーさん)
それでは、また。
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