〇〇し過ぎは良くない、何事もバランスが大事
こんにちは。冨田です。
普段の食生活において、「お酒の飲み過ぎは良くない」「糖質の摂り過ぎは良くない」とは、よく言われることですね。
一方で、健康を意識しすぎて「健康食品」ばかり摂る人がいますが、それだけでは偏りが生じます。ダイエットのため野菜だけしか食べない人は、タンパク質が不足して体調を崩す可能性があります。
ほかにも、健康のために行う運動も、激しすぎるトレーニングばかりでは体に良くないと言われます。何事も適量が大切ということですね。
そして、食事や運動だけでなく、考え方や価値観においても、どちらかに偏ると、これまたよくありません。
考え方や価値観におけるバランス
価値観が極端に偏ると、いろんな問題が出てきます。たとえば、「私はこれが正しい!」と強く信じすぎると、他人の意見に耳を貸さなくなり、結果的に人間関係がギクシャクしてしまうことがあります。
一方で、周りに意見を合わせすぎると、自分を見失ってしまいます。自分はそうは思わないのに、他人に合わせてばかりいると、なんだか面白くないし、精神的に疲れてしまいます。
大切なのは、自分の価値観をしっかり持ちながらも、他人の考えや状況に柔軟に対応することです。
たとえば、仕事では「ルールを守る」ことが大事な場面もあれば、「柔軟に対応する」必要がある場面もあります。その都度、自分の信念を基盤にしつつも、他者の考え方も取り入れることで、うまく調和がとれていきます。
怒りの感情をどうバランスとるか
人に対して怒りを感じたとき、すぐに感情のまま行動してしまうと、あとで「あーやっちゃった・・」と後悔すること、ありますよね。そこで重要なのが、一度立ち止まって考えることです。
たとえば、何かで怒りを感じた時に、まずは「7秒」だけ間を置いてみてください。そして、「なぜ自分は怒っているのか?」「相手にはどんな背景があるのか?」を考えてみてください。相手には相手の事情や、守りたい何かがあるのだと想像してみてください。
このように、一呼吸おいて俯瞰してみると、意外と「そんなに怒るほどじゃないかも」と思えることが多いものです。また、怒りの感情が自分の価値観やエゴから来ている場合、それを自覚することで、次回から自分の反応も変わってきます。
自己承認欲求と他者承認欲求のバランス
さて、ここで登場するのが「自己承認欲求」と「他者承認欲求」です。
この2つの欲求、人はどちらも持ち合わせているのですが、偏りすぎるとバランスを崩してしまいます。
自己承認欲求
自分自身で自分を認める力です。他人からの評価を気にせず、「自分はこれでOK」と思えると、他人に振り回されずに自分らしい生き方ができます。これは独創性を育てたり、逆境に強くなったりするために重要なスキルです。
ただし、こればかりだと「自己中心的」で「わがまま」な人になってしまいます。
他者承認欲求
一方で、「他人に認められたい」「褒められたい」という欲求も、社会で生きる上では必要なモチベーションになります。人に認められることは、自分の努力を評価してもらえたということで嬉しくなります。
ただし、これが強すぎると、他人の目を気にするあまり、自分の軸を見失ってしまいます。
バランスが大事
理想は、この2つの欲求をバランスよく持つことです。たとえば、自分で自分を認めつつも、他人からのフィードバックを成長の材料として活用する、といった具合にです。
バランスを取るための実践方法
それでは、どうすればこのバランスを保つことができるのでしょうか?
いくつかポイントを挙げてみます。
一呼吸置く習慣を持つ
感情的になりそうなとき、一呼吸置いて「今、自分は何を感じているのか?」「相手の背景はどうか?」を考えるクセをつけましょう。
自分の譲れない部分と譲れる部分を明確にする
自分の中で「これは絶対に守りたい」という信念と、「場合によっては柔軟に対応できる部分」を区別しておくと、無理のない形で相手と調和できます。
失敗を恐れず試す
バランスを取ろうとする過程で失敗しても、それを次の学びに変えれば良いんです。「完璧である必要はない」と自分に言い聞かせましょう。
まとめ
結局のところ、何事もやりすぎると歪みが生じます。自己承認と他者承認のバランス、信念と柔軟性のバランス、そして感情のコントロールにおけるバランス。それらのバランスを意識することで、社会に上手く調和しながら生きていけます。
つまり、「自分の信念を大切にしながらも、他人を理解する余裕を持つ」ことが、バランスの取れた生き方をするために大事なことだと思います。
それではまた。
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