「捉え方」により見え方が変わり世界が変わる
こんにちは。冨田です。
ある事象が起きた時、あるいは何かを見た時、人によって捉え方や見え方が違います。
たとえばコップに入った水を見た時に、水が「まだこれだけある」と感じる人もいれば、「もうこれだけしかない」と感じる人もいます。
どちらが良いとか悪いとかではなく、人によっては物の見方が180度違うということです。これはどこの世界の人たちにも共通して言えることです。
物事には「多様性」があり、そして「多面的」に見ることが必要です。
仕事の失敗を、「自分は仕事の出来ないダメなやつ」だと感じる人と、「自分は価値のある経験を得た」と感じる人
仕事でミスをした時や、チャレンジして失敗してしまった時に、自分は出来ないヤツなんだと落ち込むのではなく、うまく行かない方法を一つ見つけたと、前向きに開き直れるかどうか、ということです。
仕事においての「失敗」はつきもので、その失敗の原因がわかれば次に生かされます。「失敗」という風に捉えるのではなく、「改善」するポイントが見つかったと捉えれば良いのです。
そうすれば、そもそも「失敗」という概念は無くなります。
天気の悪い日を、「行きたい場所に行けない」と感じる人と、「家でゆっくり過ごす機会を得た」と感じる人
休みの日に外に出かける予定を入れていた時、台風のような暴風雨で外に出れなくなった場合、かなり落ち込みますよね。朝起きた時にブルーになってしまうでしょう。
でも、外に出るという選択肢が消された以上、100%家に居るしかないので、せっかくなら家でのんびり本を読んだり、映画を観たりして、楽しんでしまえば良いのです。
ずっと引きずって最悪な一日を過ごすより、見方を変えて、強制的に家に居なくてはいけなくなったことを、「良い機会」だと思えれば、充実した一日を送れるでしょう。
自分の年齢を、「もうこんな歳になってしまった」と落胆する人と、「まだこの歳だから色々チャレンジできる」と思う人
年齢に関しては、多くの人がネガティブに捉えがちです。もちろん20代から30代前半であれば、本当に若いので関係ないかもしれませんが。
30代後半から40代50代になるにつれて、「もうこんな歳か〜」と感じて、何となくやる気が湧いてこない。そんな感じの人は少なくないと思います。
ただ、それを「まだまだ若い」と捉えられれば、やる気が満ちあふれていくでしょう。見た目も考え方も若い人は、おそらくそういう風に捉えているのだと思います。
美術館で見つけた絵を、「自分には理解できない」と感じる人と、「自分は新しい視点を見つけた」と感じる人
これは美術館に限りませんが、普段まったく興味がないものに対して、まったく関心を寄せないどころか、心のシャッターを閉めてしまう人。
そうではなくて、今まで知らなかったものに対して、興味関心を持って、それを新鮮に感じられるかどうか。そういう風に感じる人は、自分の新たな知見を得られるチャンスだと捉えています。
一言でいうと、好奇心旺盛な人ですね。
自分の人生を振り返った時に、「自分はなんて運が良いんだ」と感じる人と、「自分はなんて運が悪いんだ」と感じる人
「あなたは運が良いと感じますか?それとも運が悪いと感じますか?」
これは、パナソニックの創業者、松下幸之助さんが面接時に聞いていた質問です。
ここで、「運が悪い」と答えた人は、どんなに学歴が優秀でも「不採用」にしていたそうです。
それはなぜか?
人は生きていれば運が良い時も悪い時もあります。たとえば、不慮の事故に巻き込まれて、入院してしまった時、これを「運が悪い」で終わらせる人。
あるいは、入院している時に、普段は忙しくて考えることが出来ない「自分の人生」を振り返って、これからどう生きていくかを見つめ直すことが出来た人。
入院したことで、自分の人生において「本当に必要なものは何か」を見つけることができ、事故に巻き込まれたことは「運が良かった」と思える人。
最後に
かなりポジティブに変換するなぁと思われたかもしれませんが、この思考がものすごく大事で、松下幸之助さんは人を見る際に、この点を重視していたようです。
物事は、捉え方によっては180度見え方が変わります。たとえ困難なことにぶち当たったとしても、なるべくポジティブに変換して、建設的に向き合えると良いですね。
それではまた。
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