
幸福感を増すためには「喜怒哀楽の総量」を増やすこと
こんにちは。冨田です。
私は「人生は楽しんだもの勝ち」と思っています。
皆さんもそんな風に思っていないですか?
人生は楽しんでこそです。
なので、人生をハッピーにするには、「楽しいこと」や「嬉しいこと」をたくさん集めることです。
でも、もしその「楽しいこと探し」が、逆に私たちを幸せから遠ざけているとしたら…驚きませんか?
今日は、短期的な「楽しさ」じゃなくて、もっと長続きする「本当の幸福感」について考えていきたいと思います。
「楽しい」だけではいずれ頭打ちが来る
いつもポジティブで、「楽しいこと」だけを選んで生きていく。
嫌なことや面倒なことはパスして、楽しいことだけで毎日を埋め尽くす…それって理想の人生に見えるかもしれません。
でも実は、このやり方にはちょっとした落とし穴があります。
私たち人間の心は、実は「飽きっぽい」ようにできているのです。
心理学では「快楽順応」なんて小難しい言葉で呼ばれたりしますが、要するに「どんなに嬉しいことでも、繰り返しているうちに慣れちゃう」っていう性質のことです。
たとえば、生まれて初めて食べた高級焼肉に「うまっ!最高!」って感動したとします。
でも、もしそれを毎日食べ続けたらどうでしょう?
きっと数日もすればあの感動は薄れて、「いつものごはん」になり、しまいには飽きてしまいますよね。
これは、お金やモノ、人間関係でも同じことが言えます。
良い状態が当たり前になると、私たちはその「有り難み」を忘れてしまいます。
そして、幸せを感じるハードルが、自分でも気づかないうちにどんどん上がっていくのです。
その結果、「前はあんなに楽しかったのに、なんだか物足りない…」「もっとスゴい刺激じゃないと満足できない!」という具合に、「もっともっと病」にかかってしまうのです。
喜怒哀楽をプラスマイナスで考えてはいけない
私たちはつい、「喜び・楽しみはプラス」「怒り・悲しみはマイナス」みたいに、感情をプラスとマイナスに分けて考えがちです。
でも、もしかしたら、この考え方こそが人生の豊かさを見えなくしているのかもしれません。
そうではなくて、「喜怒哀楽のすべてがプラスなんじゃないか?」という考え方です。
一般的に「ネガティブ」だと思われている怒りや悲しみ、苦しみといった感情や経験も、実は私たちの人生においては、めちゃくちゃ大事なことなんです。
歴史上のすごい人だって、実は人生失敗だらけです。
思い通りにならないことがあるから、何かを成し遂げたときの喜びが増すのです。
重力があり、上り坂があり、障害物があるからこそ、喜びは増すのです。
ときどきネガティブな体験が必要
幸せであり続けるためには、ネガティブな体験もある程度は「必要」です。
もちろん、わざわざ苦労を探しに行く必要なんてありませんが、生きていれば避けられない壁にぶつかることはあります。
その壁にぶつかったとき、それを乗り越えることで、私たちの幸福感を上げてくれます。
たとえば、病気で寝込んで、久しぶりに外に出られた時なんかは、ただ太陽の光を浴びて、自分の足で歩けるだけで、世界がキラキラして見えないですか?
大切な人と会えなくなって、初めて、その人が隣にいてくれることが、どれだけかけがえのない時間だったかに気付いたり。
理不尽な目に遭って孤独を感じてみて、初めて手を差し伸べてくれる人の有り難みがわかったり。
お腹がペコペコになって、やっとありつけた一杯のご飯が、どんなご馳走よりも美味しく感じられるみたいな。
こういう経験が、上がりきっていた幸福のハードルを、一度「リセット」してくれるんですね。
この上下の「振れ幅」があるからこそ、私たちはまた、日常に隠れている小さな幸せを見つけて、感謝できるようになるのです。
そう考えると、「ネガティブな体験」は人生を味わい深くしてくれる「最高のスパイス」といえます。
まとめ
「人生は楽しんだもん勝ち」
この考え方は間違ってはいないものの、もっと人生を味わい深くするためには、ネガティブな要素も必要だということです。
楽しいことだけじゃなく、「喜怒哀楽」を全部味わうことで人生に深みが出ます。
言い換えると、幸福感を最大化するためには、「喜怒哀楽の総量」を増やすということです。
それではまた。
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