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「いてくれて助かる存在」から「いなくては困る存在」になる

 

こんにちは。冨田です。

突然ですが、あなたは周りから「いてくれて助かった」と言われたことはありますか?

もしそんなこと言われたら、自己肯定感が上がりますよね。存在意義を感じますよね。

でも本当は、

いないと困る」と言われた方が良くないですか?

こちらの方がなんだか特別感を感じませんか。
めちゃくちゃ必要とされてる気がしますよね。

この違いは、「いてくれて助かる=その他大勢」「いないと困る=特別な人」と置き換えるとわかりやすいかと思います。

今日は、その他大勢から抜け出し、誰かにとって「特別な存在」になるためのヒントを探っていきます。

 

「等価交換」で終わる人は、「代替可能」な存在

まず、「いてくれて助かる存在」について考えてみましょう。

これは、与えられた役割や期待に対して、きちんと応えることができる人です。頼まれたことをこなし、期待通りの成果を出す。
そして依頼者は、その成果に対して報酬を支払います。

まさに「等価交換」の関係と言えるでしょう。
点数で言うと、60点から80点といったところでしょうか。

組織やチームにとっては、確かに「いてくれて助かる」存在です。
しかし、冷静に考えると、同じようなスキルや経験を持つ「他の誰か」でも代替可能、つまり「替えがきく」存在とも言えます。

 

「不等価交換」を生み出せば、「代替不可能」な存在へ

では、どうすれば「いなくては困る存在」になれるのでしょうか。

それは、「不等価交換」を生み出すことです。

「不等価交換」とは、相手の期待を良い意味で裏切り、想像以上の価値を提供することです。
つまり、相手が差し出した依頼や報酬「以上」のリターンを返すことです。

「この人でなければダメだ」「この人がいないとプロジェクトが進まない」という状況を作り出すのです。

ここまでくると、点数は100点、あるいは120点。
もはや、他の誰にも代えられない「代替不可能」な存在です。
この人だからこそ」という唯一無二の価値になるわけです。

 

個人も会社も、目指すは「代替不可能」

この考え方は、個人だけでなく会社組織にも当てはまります。

多くの製品やサービスが溢れる現代において、単に「良いもの」を提供するだけでは、価格競争に巻き込まれたり、より新しいものに取って代わられたりする可能性があります。

しかし、顧客にとって「この会社でなければならない理由」を明確に示し、期待を超える価値を提供し続けることができれば、それは強力な競争優位性となるでしょう。

夫婦やパートナー関係もそうですね。
「代替可能」な存在ではいけません。「代替不可能」な存在になれるよう、お互いに努力が必要です。

 

まとめ

「いてくれて助かる」から一歩進んで、「いなくては困る」と言われる存在になる。
それは、相手にとって「その他大勢」の一人ではなく、「特別な一人」になることを意味します。

日々の仕事や人間関係において、どうすれば相手に期待以上の価値を提供できるか。
どうすれば「あなただからお願いしたい」と思わせることができるか。

この問いを持ち続けることが、「代替不可能」な存在への第一歩となるはずです。

何かヒントになれば幸いです。

それではまた。

 

 

 

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