冷蔵庫内に入れる?入れない?
こんにちは。広報チームの岡野です。
緊急事態宣言、日本医師会からの“GW明けでの解除は難しい”との判断から、全国的に5月末まで期間が延期される様子ですね。
皆さまはこの外出自粛期間、お買い物はどうされていますか?
ネットスーパーなどを活用されている方もいらっしゃるかと思いますが、最近、一部の宅配専門の会社では、倉庫の営業の関係から商品が提供できない状態となり、宅配に影響が出ているという話を耳にするようになりました。
そんな状況ではありますが、食料品の買い出しは、生活をしていく上で必須ですよね。
出来ることなら、あまり人混みに出たくはありませんから、空いている時間を選びつつ、利用回数をなるべく抑えたいところです。
…が、利用回数を抑えると…一回の買い物の量が増えますよね。
普段ならそこまで気にしなくても、食材は冷蔵庫に収まるという方でも、外出自粛を意識した買い出しでは、冷蔵庫の容量を考えながら、買い物をしていないと、あれよあれよという間に、帰宅後の冷蔵庫がパツパツ…なんてこともあり得ます。
せっかく購入しても冷蔵庫に入りきらないのでは、結局、食品を無駄にしてしまいますから、食品ロスの観点からも決して良いとは言えませんし、何より勿体ないです。
そこで今回は、冷蔵庫パツパツ事件が起きる前に意識したい、転ばぬ先の杖的ポジションの記事と称して
“冷蔵庫内に入れる?入れない?”の基本的なところを、おさらいになるかもしれませんが、書いてみたいと思います。
その1:そもそも、冷蔵庫に入れない方がよい食品がある
冷蔵庫容量の確保とあれば、まずはここから振り返ってみましょう。
冷蔵庫は冷やすことで雑菌の増殖を抑えることができます。
しかし逆に言えば、“冷やされること”に弱い食材は、かえって常温保存の方がよいことがあるんですね。
基本的に、イモ類は冷蔵庫に入れてはいけないと言われています。
もし冷蔵庫にいれてしまうと…
・じゃがいも:味が落ちる
・里芋:甘味がなくなる
・サツマイモ:腐る
なんてことが起こるんですね。
筆者、じゃがいもを冷やしてしまうことへの注意として、“じゃがいもが風邪を引くから”なんて言い方をするのも聞いたことがありますよ。
他のイモ類をご紹介すると…
・人参:冷蔵庫に入れない方が日持ちする
・ニンニク、玉ねぎ:冷蔵庫内だと、カビが生えやすくなる
・大根、かぼちゃ:夏場でなければ、風通しのよい冷暗所でOK
(かぼちゃに関しては、常温で適切な管理をした方が味がよくなり、栄養価も上が る)
…というような感じです。
また、暖かい気候のもとで育つ野菜や果物は、大抵、冷蔵庫を嫌います。
トマトやきゅうり、なすなどの夏野菜やトロピカルフルーツなんかがそうですね。
普段、あまり気にしていませんが、野菜や果物などの食材には、それぞれ“適性温度”があります。
カット野菜やカットフルーツになってくると、冷蔵庫が必要になりますが、この辺りを見直すことで、冷蔵庫内のスペース確保と長期保存が可能となる場合がありますよ。
その2:開封前の食品は、ラベル確認をしてから冷蔵庫へ
缶詰が常温保存できる事は、多くの方がご存知かと思いますが、意外と未開封なら常温で保存可能なものは、たくさんあります。
もちろん、ラベルのチェックをする必要はありますが、醤油やマヨネーズ、ドレッシングやメープルシロップなんかも、未開封であれば常温保存ができるようになっている場合が多いんです。
冷蔵コーナーに置かれることもある魚肉ソーセージなんかも、大抵、常温保存が可能なんですね。
買い出しから家に帰ったら、パパッと買い物袋の中身を冷蔵庫に入れてしまいそうになりますが、保存法については、しっかりとラベルを確認するようにしたいですね。
その3:一部の飲み物類は常温保存できる
これは、買い物の時点で、冷蔵庫が必要ないものを選択して冷蔵庫スペースを確保する方法になりますが…
気が付いたら、牛乳やフレッシュジュースなどの飲み物が冷蔵庫内を占拠してしまうことってないですか?
育ち盛りの子どもがいる筆者宅では、牛乳がないと子ども達からブーイングの嵐が巻き起こります。
そのため、牛乳はだけは切らさないようにしているのですが、今回のように、買い出しの回数を減らすとなれば、飲み物類のストック量も、もちろん増加…。
もはや、冷蔵庫内で陣取り合戦が起こることは必至なんですね…。
そんなわけで、場所をとる飲み物類の保管場所確保は、避けては通れない課題となるわけです。
こんな時、筆者は常温保存タイプの飲み物を選んでいます。
ロングライフの牛乳やパックのジュース類などは、スーパーで冷蔵コーナーに置かれていたりするものの、常温保存が可能であることが多いんですね。
豆乳なんかも常温でOKなものが多いと思いますので、冷蔵コーナーの飲み物だからと、ストック分まで冷蔵庫に入れてしまう必要はないんです。
ただ残念なのは、ロングライフなどの飲み物は、しばしば、お値段が割高になってしまうんですよね…。
そのため、筆者は冷蔵庫に入らなそうな分のみ、常温保存タイプを選ぶなどで使い分けるようにしていますよ。
番外編:冷蔵庫に入れることが推奨されてはいるものの…
こちらは賛否両論あるので、自己判断のもとにお願いしたいのですが…
塩・砂糖に賞味期限がないという話がありますね。
実際、塩・砂糖は天然の防腐剤とも言えるくらい、雑菌の繁殖を拒み、冷蔵する必要もありません。
そのことから、梅干しなどの塩分が強いもの・ジャムなどの糖度が高いものについては、数日で食べきるのであれば、冷蔵庫は必要としないそうです。
これは、有塩バターにおいても同じことが言われていて、実際、常温で保管されている方もいらっしゃるとか…。
冷蔵保存の場合でもそうですが、取り分ける時に使う、はしやスプーン・ナイフなどは、清潔なものを使用するようにして下さいね。
また、卵も常温保存が可能と言われていますね。
加工後のゆで卵であっても“殻を割らずに、硬くゆでた卵であれば、室温(25℃以上)で3~7日間程度は保存できる”という内容の記述を、日本卵業協会のwebページ内に見つけることができました。
ただし、注意したいのは、1度、冷蔵庫に入れた食品を常温保存に切り替えるのは、結露による雑菌の増殖が起こることを懸念し、NGとする場合があることです。
でも正直、卵なんかは冷蔵庫内で場所を取りますし、もしもの時の手段として、常温保存の選択が頭の片隅にあってもいいかもしれませんね。
さて今回は、外出自粛でのお家時間の長さに比例して、ややもすれば、容量オーバーにならんとする冷蔵庫の中身を、どうにか出来ないものかという思いから派生した記事となりました。
以前、ここで書いていたかどうか…筆者宅では、外資系の会員制スーパーである、コストコを利用することがあります。
コストコを利用されたことがある方はご存知かと思いますが、コストコの商品は、1つ1つの商品におけるその量が、とても多いんですね。
毎度、冷蔵庫内で収納パズルをしている身の上としては、この外出自粛で、パズルの難易度がハネ上がったような気がしてなりません…。
余談ですが、コストコでは既に、“1家族2名まで”という入場制限措置が取られ、スタッフの誘導による、ソーシャルディスタンスの徹底が行われています。
エスカレーターでは、顧客同士の間隔を開けさせるために、スタッフが旗を持って改札の役割をしていますし、エレベーターも可能な限り使わないようにと言われます。
また、カートの持ち手も1台1台きっちり消毒しているんです…。
コストコの本社はアメリカとなり、そのためか、日本のスーパーではまだ見られない程の、感染拡大防止への姿勢があるんですね。
アメリカと日本では、まだまだ新型コロナウィルスに対する認識の差があるのかな…と考えたりもしている、今日この頃です。
GWで人の動きが、多少は発生してしまっているであろうとは思いますが、この新型コロナウィルスの感染拡大の収束に、できる限りの協力をしていきたいですね。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。
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