新型コロナ対策パーソナルサポート
こんにちは。広報チームの岡野です。
前回、前々回と、仕事を持つ親が直面しているコロナ禍での困まり事や、利用出来そうな支援について書いてきました。
前々回で触れていた内容ですが、緊急事態宣言下において、筆者の住む地域では、子ども達の登校・登園ルールが非常に厳しくなっています。
学校や園に通う本人はもとより、家族に風邪などの症状がある場合でも、新型コロナウィルスに感染していないことを証明する除外診断を医療機関で受けない限り、同居の子ども全員が感染拡大防止の観点から自宅待機になってしまうんですね。
同じ対策を行っている地域で、複数人のお子さんをお持ちのご家庭では、病児に加えて、健康状態に問題のない子達まで、その全員を引き連れて検査会場に向かわないとならない…という、精神的にも身体的にも、ハードな受診を経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、先日これについて、神奈川県では大きな動きがありました。
保育園や幼稚園、小学校や特別支援学校を通じて、新型コロナウィルスのワクチン対象外の年齢である児童や生徒のいる家庭に対し、自宅で出来る抗原検査キットが配布されたんですね。
この抗原検査キットを配布した目的は、新型コロナウィルスに感染してしまった児童や生徒、またはその家族が、いち早く感染の事実に気づくことで、その後の感染拡大を防いだりすることが出来ることにある…と、頭では理解しているのですが、子育て世代の家庭、そして仕事を持つ親にとっては、何より感染の有無が、タイムラグなしのセルフチェックで分かるというのがとても大きいと思うんです。
そんな事から、このキットの配布はコロナ禍を乗り切る上で、大変助かるぞ…と思いました。
思ったには思ったのですが…いくら、ワクチン接種の対象外の年齢であるからと言っても、抗原検査キットを使用する対象は同居の家族を含んでいますから、子どもいる家庭に向けてのみの配布となると、何だか不公平感がある内容のように感じるのは筆者だけではない…ですよね?
そこで、神奈川県での抗原検査キットの配布について少し調べてみたんです。
すると、今回の児童や生徒を介した家庭への抗原検査キット配布は、実は、神奈川県における、抗原検査キット配布事業の第2弾で行われたものだったんですね。
そう…第2弾であるからには、既に、第1弾が行われた後ということになります。
ここで、神奈川県在住の皆さまに伺いたいのですが…第1弾の存在、ご存じでしたでしょうか?
第1弾で配布された世帯は、何か特別な事情や医療従事者のいらっしゃる家庭などだったのか…というと、答えはノーです。
筆者の感覚としては、神奈川県が発信する新型コロナに関する情報を常に追いかけていたか。つまりは、『知っていたか、知らなかったか』。これに、尽きるんです。
現在、神奈川県では、LINEの『新型コロナ対策パーソナルサポート』を使用して、情報を発信していますよね。友だちに追加されている方もいらっしゃると思います。
そうなんです。まず第1弾での抗原検査キットの配布を受けるためには、この『新型コロナ対策パーソナルサポート』を、LINEで友だちに追加している必要があったんですね。
そして、LINEを通じて、8月18日に配信された『抗原検査キットに係わるアンケート』というアンケートに回答し、更に後日、アンケート回答者に向けて配信された内容に、抗原検査キットの配布を希望すると回答する必要があったんです。
ただのアンケートと思うことなかれ、このアンケートへの回答こそが、第1弾での抗原検査キットの配布を受ける権利に直結していたんですよ…。
(現在、このアンケートは終了しており、追加の募集については、未定になっています)
筆者、度々、行政からの情報をチェックしていたつもりでいたのですが、このアンケートについては、ただただ、見落としたとしか言いようがありません。
でも、確かにLINEの配信を遡ると、アンケートへのリンク画像が送信されているんですよ…。
しかし、次の配信をすると、他の画像で送られて見えなくなってしまうタイプの配信方法だったのか、リアルタイムで確認できなかった筆者は、その他の情報に埋もれさせてしまったようなんですね。
これはもう、抜き打ちテストと言ってもよかったんじゃないかと…そんな思いもあるにはあります。
しかし、このアンケートに見事回答し、第1弾で抗原検査キットを受け取った方、どのくらいいらっしゃると思いますか?
9月1日時点での配布世帯総数は、4万6000世帯程と発表されています。
神奈川県の推定世帯総数は、420万世帯を超えているとのことですから、本当にざっくりですが、発表時点での配布は、1/100世帯ほどということになります。
全体の1%…そう考えると、第1弾での抗原検査キットの配布は、ひょっとしたら、知る人ぞ知るといったところだったのかもしれませんね。
う~ん…でも、そのチャンスがありながら、逃してしまったことについて、本当に悔しいと感じているのは、筆者だけではないだろう…と思っています…。
さて、今回の件では、情報というものは、与えられるまで待つのではなく、自分から掴みに行かなければならないということを、改めて、考えさせられる結果となりました。
筆者、このコロナ禍において、なかなかどうして、自由に使える時間が減る一報の母親業をしてはおりますが、常にアンテナは高くあるべきだなと、しみじみ感じると共に、折角、この場のように、自身からの情報の発信を出来る立場にあるからには、また、有益な情報・面白い情報を仕入れた時には、皆さまにお伝え出来たらなぁ…と思いました。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。
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