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ごっこ遊び

こんにちは。広報チームの岡野です。

 

皆さま、幼い頃「ごっこ遊び」をしたことはありませんでしょうか?
お人形を赤ちゃんに見立ててお世話をしてみたり、ヒーローやヒロインの必殺技を真似して悪者を倒してみたり、お茶会をしてみたり、悪の組織との今後の戦いについて話し合ったり…
色々な遊び方があったかと思います。

しかし、何やかんやで、人気のある役どころなんかは、やりたい人が多くて揉めたりするんですよね。
うちの子たちはまさにコレです。どっちが何役をやるかで、大戦争が勃発します。

一緒に遊ぶくらい仲良しなのに、遊ぶためにケンカになるんかぃ…と、見ていて可笑しく思うのですが、取り合いになる程、人気の役というのには一定の条件がありますよね。

自分が「なりたい」と思う役だからこそ、ケンカしてでもやりたい訳です。
そして演じるにあたっては、本気でやる。
本当に、ごっこ遊びができる年代の子たちは、自分が主人公の世界に、スッと、それが当たり前のように入っていくんですね。

そんな姿を見ていて、筆者はふと思った訳です。
“私が主人公になったのは、どのくらい前の話だったかな?”と。

学生の頃、“人生という物語の主人公は自分だ”なんて話を、親や先生にされたなんてことはなかったでしょうか?
その頃は、“いやいや、主人公になれるなんていうのは、本当に選ばれた人間だけだよ…”なんて、やけに冷めた考えをしていた筆者なのですが、大抵このような話が出てくるときというのは、進路の提出など、“人生に関わる何かを決めるとき”だったんじゃないかと記憶しています。
実際、物語の主人公というのは、その物語において“重要な意思決定”をしている人物だったりするんですよね。ということは、自分が人生の主人公になるためには、自分の意志で人生の決断をしていくことが必要なんじゃないかということになってきます。
そうなると、“自分を主人公にしていない”のは“自分の選択”によるものの可能性が出てくる訳ですね。

 

ここで話は変わりますが、人間というのは、本質的には“自分の行動を自分の意志で決断したい生き物”なんだそうです。そのため、例え、下した決断が間違っていたとしても、“自分で決めた”ということに、満足ができるんだとか。
確かに、他人から押し付けられて、マズいものを食べたら、微妙な気分になりますが、それが自分で選んだ結果であったならば、ある程度納得できますもんね。
では、これを人生ベースで積み上げるとどうなるでしょう?
実は、これは“幸福度”に関わってくるんです。
何となく流れに乗って、毎日を過ごしてしまっている…なんていう状態だと、幸福度を上げるチャンスである決断の機会に気付かないなんてことも起こり得ますし、本来、自分でするべきだった決定が他人に委ねられてしまっている可能性だってある訳ですね。
どうも、人生に対する積極性というのは、幸福度に影響してしまうということになりそうです。

何はともあれ、久しく、主人公をやっていないと感じてしまった筆者なんかは、自身の人生に受け身になってしまっていたと考えてよさそうです。
とはいえ、心機一転、何か大きく生活を変更しよう…なんてことは、正直、なかなか難しいんですよね。
でも、かの有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアは、ハムレットの中で“Life is a series of choices.(人生は選択の連続である)”という言葉を登場させました。
実際、人間は生きているだけで1日に1000個以上の決断を無意識にしていると言われていますから、何も大きく生活を変更しなくても、これらをきちんと対処していくだけで、あら不思議。
日々の満足度が変わりそうじゃないですか?
もしかして、これが丁寧に生きるってことと繋がっているのかしら?と、40歳を手前にして、ようやく、気が付いた筆者です。
とはいえ、“スーパーおかあちゃん”として、主人公に返り咲くのも、なかなかに楽しそうなんですけどね。

さて、今回はこの辺で失礼いたします。

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