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今日が一番若い

 

こんにちは。冨田です。

想像してみてください。

おそらく、誰もが一度は想像したことのある叶わない願望です。それは、

「今の経験値でもう一度10代からやり直したい」

どうでしょうか。思ったことはありませんか?

よく考えてみたら、かなりムシの良い話ですよね。今まで積み上げてきた経験は、歳を重ねてきたからこそあるわけで。その経験値を残して、実年齢だけ若返らせるなんて。

 

過去は取り戻せない

人は誰でも振り返りたくない過去を持っていると思います。もしかしたら、その時の傷がまだ癒されていないかもしれません。あるいは、金銭的に大損害を被ったことがあるかもしれません。

あの時、選択を間違えたな〜とか、こうしとけば良かったな〜、なんてことが、一度や二度ではないはずです。

でも当然ながら、過去は取り戻せません。

一秒一秒、着実に時は流れていき、過去に逆走することは絶対にできません。

そして、実年齢も着実に一つ一つ積み上がっていきます。

 

過去の武勇伝

一方、過去の武勇伝を語ったり、自慢話をしたりする人が、たまにいます。

過去にどれだけのことをやってきたとか、実績を語られても、あくまでそれは昔の話です。

若い時の自分は、若い頃の話であって、今ではありません。当たり前のことを言っているだけなのですが、錯覚してしまう人もいるので、もう一度言います。

それは昔の話です。

過去の武勇伝がその人の価値を表すものではありません。それよりも、「いま何をしているのか」が、もっとも重要な指標となります。

 

昔話はエンタメ

過去の嫌な思い出も、良い思い出も、今となってはどうでもよいことです。それは過ぎ去った昔のこと。

とはいえ、過去の経験はある意味「無形財産」ですので、まったく捨ててしまうのはもったいないです。

時には昔話に花を咲かし、酒のつまみにするのは良いでしょう。当時のメンツで面白おかしく過去の出来事をコスるのは、楽しいですよね。

しかし、昔話はあくまでエンタメとして捉えて、「いま何をやっているか」の方が100倍重要なので、そこを忘れないでおきましょう。

 

今日が一番若い

ところで、毎年毎年思うのですが、「一年って早いな〜」っていつも言ってませんか?もう夏だよ、もうハロウィンだよ、もう年末だよと。イベントがある度に、ついこの間のことのように感じます。

大人になればなるほど、その体感速度が増してきます。

なぜそう感じるのでしょうか?

ある研究によると、大人は経験したことが増えるため、何事もある程度「予想」できてしまうから、時間が早く感じるそうです。

まあ一言でいうと、日々の生活に「新鮮味がない」ということですね。

子供の頃は、小学生、中学生、高校生と、その時代時代にいろんな思い出が凝縮されていませんか?良い思い出も、悪い思い出も。

やることなすこと、すべてが初めての経験だから、時間の経過が「遅く」感じるようです。

なので、大人になった我々も、子供の頃のような「好奇心」を忘れずに、新しいことにチャレンジしてみることが重要です。

今まで惰性で送ってきた生活はもう取り戻せないので、今日から「リスタート」しましょう。

なぜなら、「今日が一番若い」のだから。

 

最後に

想像してみてください。

「10年前、20年前に、もっとこうしておけば良かったな」と後悔したことは何ですか?

それではもうひとつ質問です。

10年後、20年後の自分を想像してみてください。

その将来の自分から見たときに、今の自分に対して「いまこれやっておけよ!」と言いたいことは何ですか?

そうです。いま、それをやりましょう!

それではまた。

 

 

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